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研究開発職のYさんが精力剤に含まれてる原料クラチャイダム、ガウクルア、マカ、マムシなどを説明。

研究開発職に長年勤めたYが精力剤・滋養強壮サプリメントを解説。

 研究開発職Yさんが長年の研究開発職で培って得た知識と経験で世の精力剤や滋養強壮のサプリメントを評価します。

    

精力剤に入ってるものは大丈夫?!

 一般的に、精力剤と言われるものにはサプリメント(食品)として流通しているものと、医薬品や医薬部外品として流通しているものがあります。精力剤といっても、目的や配合する成分によって医薬品と健康食品に分類されます。医薬品は、大きく分けるとED治療を目的として病院で処方されるものと、男性ホルモンの増加を目的としたホルモン製剤系の2種類となります。一方、健康食品系の精力剤では、精力減退の対策として滋養強壮に良いとされる動物性成分、植物性成分、ミネラル成分等を配合したものを食品や清涼飲料水として補給するものになります。
 精力剤やサプリメントなどに使用される原料は各々の原料メーカーが仕入れている成分は異なります。例えば、原料となる植物が枯れた土壌で栽培されていたり、栽培時に使用された農薬が残留している可能性もあり、サプリメントなどで摂取する場合には信頼のおける製品を選ぶことが重要となります。

クラチャイダム

 

 クラチャイダムとは原産国であるタイの呼び名で、日本では「黒しょうが(黒生姜)」や「黒ウコン」と呼ばれています。クラチャイダムは生姜科の植物であり根の部分が特に栄養価が高く精力増強、性機能回復の効果が期待されています。クラチャイダムにはバイアグラほどの即効性は無いものの滋養強壮効果も高く、長期的に服用する事で、身体の内面から全体の機能を活性化させ元気になる働きがあります。クラチャイダムは性力増強効果が高いと言われているアルギニンが含まれており、そして精力剤として有名なマカが2.4倍以上も含まれています。そのため、クラチャイダムは性力増強、ペニス増大サプリとして非常に人気があります。しかも、クラチャイダムの効果は性力増強だけではなく滋養強壮の元となる成分も多量に含まれており、老化防止のアンチエイジング効果も高いです。
 クラチャイダムにはアルギニンという必須アミノ酸の一種が含まれているので、ホルモンの分泌も促進してくれて精力減ED(勃起不全)の改善に効果が期待できます。他にもアルギニンは体内で一酸化窒素の生成を助け活性酸素を除く役割も担ってくれるので動脈硬化の予防にも貢献しています。また、アルギニンは精子の製造にも深く関わっており、アルギニンは精子を作るだけではなく精子の機能性向上にも効果的に働いてくれます。
画像の出典:http://item.rakuten.co.jp/krachaidam/supple1_60t/   

クラチャイダムの学術的な研究データと健康への影響


マカ

 精力剤として有名なのが「マカ」です。マカはアブラナ科の多年草植物です。原産は南米ペルーで、4,000〜5,000mのアンデス高地で自生や栽培されており、その根や茎の部分が食用として古くから利用されてきました。
マカは完全食ともいわれており、ミネラル、ビタミン、アミノ酸などの栄養を豊富に含んでいます。その中でも、ストレス性インポテンツ(性機能不全)に効果があるといわれている「アルカロイド」、陰茎活動の血流を活発にしてくれる「デキストリン」といった機能性成分が含まれていることも特徴です。
画像の出典:http://item.rakuten.co.jp/krachaidam/supple1_60t/   

マカの学術的な研究データと健康への影響


プエラリア(あるいはガウクルア)

 

 プエラリア(プエラリア・ミリフィカ)は、タイ北部やミャンマーの山岳地帯など、亜熱帯地域の落葉樹林に自生するマメ科クズ属の植物です。プエラリアは世界中で約650属、18,000種を含むマメ科植物の1種である。。本種をタイではタイ語でガウクルア、クワーオクルア、グアオークルアと呼ばれ、「木に巻き上がる蔓草」という意味をもつ。タイには多数の木に巻き上がるマメ科の蔓植物があり、これらの植物の中にはプエラリア・ミリフィカと同様に塊根を形成し、見かけも非常に似ているものが多くあるため、現地の人でも判別は非常に困難という。サプリメントや健康食品によく使われているのはアカガウクルア(別名ソフォン)と呼ばれているものがある。アカガウクルアの他に白ガウクルア、黒ガウクルア、鼠色ガウクルアの計4種類があり、まとめてガウクルアとして使われていることもある。タイでは、現在でもガウクルアの根をすりつぶし、はちみつなどで固めて食べられています。古くから男性の強壮や強精剤として知られており、疲れやすい方や体力の衰えた方にガウクルアは注目されてきました。精力剤やサプリメントによく使われているアカガウクルアには男性ホルモンの一種であるDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)が含まれています。アカガウクルアには体力増強作用や抗炎症作用、抗ストレス作用など様々な働きがあり、各器官や細胞の血流に影響を与えるため、免疫力や老化などに対して効果的だと考えられております。
 ガウクルアの中でも白ガウクルアは別名プエラリア・ミリフィカとも呼ばれ、女性向けのサプリメントとして最近注目されるようになっています。女性が特に注目するのは、1960年のイギリスの学術雑誌「Nature」において“プエラリア・ミリフィカには「プエラリン」という美乳効果をもつ成分(大豆イソフラボンにはほとんどない)が多く含まれる”との報告がされたことである。一般には“白”の多くが「ガウクルア」とも表記され、サプリメントとして市販されている。プエラリア・ミリフィカが含むミロエストロールという強力なエストロゲン活性をもつ成分は、その効果の強さから、当然に副作用をも考慮する必要がある。サプリメントとして濃縮されたものについては、過剰摂取に注意が必要である。しかし、濃縮されていないプエラリアを食べる場合には、現地でも古来から食べている食品なので問題はないとされる。 なお、日本においては特定保健用食品に含まれる植物性エストロゲン摂取量の上限を大豆イソフラボンアグリコン換算値として「30mg/日」と定めている。
画像の出典:http://item.rakuten.co.jp/biolift/1483780/  

プエラリア・ガウクルアの学術的な研究データと健康への影響

マムシ

 

 ニホンマムシは、クサリヘビ科マムシ属に分類される毒蛇の1種である。全長45-80センチメートル。まれに体長が1メートル近くになる。北海道産の個体は大型で、60センチメートルを超える個体が多い。伊豆大島には「赤まむし」の別名を持つ体色が赤い個体が多いと言われている。
 マムシに含まれる主成分はアミノ酸です。体内で生成することができない必須アミノ酸も含めてタウリン、メチオニン、チロジン、グルタミン酸など様々なアミノ酸成分が含まれています。マムシの筋肉と内臓にはペプチドと呼ばれる血液の流れを良くする働きがあり、男性器への血流を促すことでEDの改善も期待できます。他にもマムシの内臓にはリノール酸というコレステロールの減少、動脈硬化の予防などの効果効能がある栄養素もあります。マムシの強壮効果は他にも、強心作用、ストレスによる胃潰瘍の予防、急性潰瘍の予防、慢性潰瘍の治療、免疫力向上など様々な薬理活性が証明されている。

画像の出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニホンマムシ  

マムシの学術的な研究データと健康への影響

ニンニクとは

      

 ニンニクはネギ属の多年草で、球根(鱗茎)を香辛料として用いる。ニンニクの効能や効果は古く六千年前より認知されており、エジプト、ギリシャ、ローマ、インド、中国などの古代文明でニンニクが食用・薬用として重宝されていたことが分かっています。日本でも「古事記」に登場しており、昔の人は体感的にニンニクが体に良いということを実感して広く民間療法として知られていました。ちなみに中国が世界のニンニク生産量の8割を占めている。

ニンニクの学術的な研究データと健康への影響




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